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創樹会

木材と天然素材を愛する建築屋集団 少し税理士 京都丹後

笛笛笛笛笛笛

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ジモッキー=地元の木の枝を笛にしてみた。

シリーズ完結間近。

 創樹会はこの1年間「地元の木」を見直し、かつ建築資材でもある「木材」について発信する活動を行なってきた。子ども達と共に「きあの」を作ったり、山歩きで山の現状を感じたり。そして創樹会は今年一年の締めくくりに、枝打ちした木を使った木笛を制作することとした。穴を開けて削るだけだ。簡単だろう。そう思ったメンバーだったが、現実は違った。音が出ない、音程が変えられない、試奏するたびに酸欠状態。単純な構造だと思って甘くみた。

 しかしこれで挫けていては、「木」を司る建築士の名が泣く。創樹会は意地を見せた。出来上がった笛はまさに職人芸。これをくわえて記念撮影をしよう。歯型を付けないように。

 1本につき出せる音程が3〜4音であるが、この笛を使って童謡「ふるさと」を演奏し、ある記録作品として情報発信する。些細なことかもしれない。しかし、地元の山の現状に少しでも目を向けるために、リコーダーを作ってみるというのは、わりと利口だ。

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