まさかの真面目路線
ジモッキーで子ども達とオリジナル楽器「きあの」製作
もう一発、着火が必要だ
あの創樹会が、真面目な取り組みを行った。意外と呑んでばかりでもないのだ。
八月二十六日。彼らは地域の子ども達を集め、ジモッキー=地元の木に触れるワークショップを行った。山のエキスパート・上家先生のお話と、ジモッキーを使ったオリジナルの楽器づくり。木を目の前に製作に取り組む子ども達の目は、紛れも無く真剣。それを見て大人がいい加減にやれるはずがない。
彼らは基本的に、家を建てるのが仕事。それと、子ども達の楽器づくりは、一見関係ないことのように思える。しかし、大いに関係があるのだ。なぜなら、彼らはこの地域で生きているから。子ども達の地域に対する愛着を育むことも、この地域で働く人たちにとって重要なこと。
一息ついたら、次の行動だ。しかし、真面目路線を経験した彼らは、微妙に燃え尽きたようだ…ここいらでもう一発、着火せねばなるまい。せっかくなので今月は、丹後の「本物の木」に触れることにする。