丹後の木について改めて考えた。
於 宮津地方森林組合様 持参物 ランドセル
すぐそこの山は遠い
日本の木材自給率は20%程度だということをご存知だろうか。つまり、木材を使って住宅などを建てるとき、約8割は遠くの山から…または海の向こうから運ばれて来た木材で建てていることになる。輸送には多量の燃料を使い、同時に二酸化炭素を吐き出す。
丹後は山が豊富だ。しかし、すぐそこの山の木であっても、山から降ろすには大きなコストがかかる。地域産の木材を使うために、超えるべきハードルはここだ。
創樹会は、改めてこのことを考えた。他地域との連携も大切だが、出来る限り地域の資産を利用することが必要ではないか。遠く離れた地域で困っている人を支援するなら、まずは私たちの地域が活力に満ちていなければならない。そのために何ができるか、創樹会。
まだまだ学びは始まったばかり。ランドセルに学びを蓄積しよう。謙虚に背筋を伸ばして学んでいこう。